ツアーナース

ツアーナースの体験談☆スキーツアーにて


高校のスキーツアーに参加!スキーは大きな事故に繋がることもある

今までのツアーではトラブルの経験がなかった

私は静岡県の県立高校のスキーツアーに旅行添乗ナースとして参加しました。

 

静岡から新潟の上越スキー場にバスで行きました。

 

バスで4時間くらいの長旅でした。

 

私はツアーナースは何度も経験していますが、スキーツアーへの参加は初めてです。

 

それまでのツアーの仕事で、大きな病気や怪我の方をケアしたことはなく、ほとんどのツアーが何事もなく無事に終了していました。

 

ツアーナースは、健康管理をするのが仕事ですが、どちらかというと「お飾り」的な役割くらいにしか思っていませんでした。。。

 

でも、大きなトラブルに見舞われることもあるんですよ。。。

 

大きな怪我を経験

初めてのスキーツアーでは、3日目のスキー講習の後に、女子生徒が滑って転び、足を骨折の大怪我をしました。

 

雪に慣れていない静岡の子供は、スキーができない子がほとんどで、初日は怖がって全然滑れませんでした。

 

2日目にやっと滑れるようになって、3日目にようやく頂上から降りてくるというところで、怪我をしてしまいました。

 

慣れてきた頃に、ちょっと無理をしてしまったのか、急な斜面を選んでしまったようで、スピードが出すぎてしまい、フェンスにぶつかって止まりましたが、ぶつかった時に足を捻ってしまい骨折してしまいました。

 

スキーツアーでは、看護師はスキー板はつけずに、ウェアだけお借りして、館内に待機しています。

 

体調不良の子供がいると、館に戻ってきて、そこで対応をします。

 

怪我の場合も館まで戻ってこられれば良いのですが、今回のように骨折してしまい自力で動けない場合は、スキー場の方に連絡をして救助をお願いします。

 

やはり素人が救助に行くと余計に危ないですからね。

 

救助の方が担架を持って救助に行きます。

 

館の方に担架で担がれて戻ってきましたが、足の角度が見るからにおかしい・・・。

 

相当な痛みのようで、顔面は蒼白で冷や汗が出ています。

 

意識ははっきりしていますが、痛みからうめき声が出ています。

 

すぐに救急車を要請しましたが、スキー場までは少し時間がかかります。

 

足首のあたりを痛がるのですが、痛すぎてズボンもめくれない状態です。

 

クーリングしたいけど、患部を見ることができません。

 

靴下の上から軽く触ってみても、確実に腫れあがり熱を持っています。。。

 

これは骨折かもしれない。。。そう思いました。

 

救急車の要請

今日がスキーツアーの最終日なのに、骨折では家に帰ることもできないかも。。。なんて考えていました。

 

15分ほどで救急車が到着し、救急隊の方に状況を説明しました。

 

救急隊が到着した後も、受け入れOKの病院を探すのに、また立ち往生。。。

 

生徒はその間も痛みで呻いている。。。早く運んでほしいけど、受け入れ先の確保ができないと動けない。

 

やっと受け入れ先が見つかり、私も担任の先生と一緒に救急車に乗り込み搬送

 

同行していた教頭先生は、すぐに保護者や学校に連絡を入れて状況説明をしていました。

 

今回のようにスキーツアーでは、子供達は広範囲でそれぞれに滑っているので、誰がどこで滑っているのか把握するのが難しいです。

 

改めてスキーって危険なスポーツだなと認識しました。

 

救急搬送された女子生徒は右足首の骨折ですぐに手術が必要とのことで緊急入院となりました。

 

その後は担任と教頭は病院で待機し、保護者の方が来るまで院内にいることになり、私はスキー場に戻りました。

 

 

スキーツアーでの仕事内容

スキーには参加しません

旅行添乗ナースは、生徒と一緒に行事に参加するのが基本ですが、スキーツアーではナースがスキーをすることもなければ、スキー場内を見回ることもありません

 

スキー場には先生方が見回りをし、スキー場の職員もスキーツアー中は臨時職員を導入して、たくさんの目が届くようにサポートしています。

 

看護師がスキーに参加して怪我したら、元も子もありませんしね。。。

 

スキー場には救護室が備えられていることが多い

スキー場の館内には救護室が備えられていることが多いです。

 

今回のスキー場では、救護室というか休憩室のようなところがあり、私はそこで待機をしていました。

 

スキーは大きな怪我に繋がりやすいのですが、ツアーナースとしての仕事はいつも通りで、救急バッグを学校から持参し、対処できる範囲の怪我や体調不良は救護室で待機してケアをします。

 

大きな怪我をした場合は、基本は医療機関を受診することになります。

 

スキーでは靴擦れの皮むけが多い

スキー靴に慣れていないということもありますし、スキー靴って紐でギューッと縛るので、靴擦れで皮むけをする子が多いですね。

 

皮むけしてスキー靴を履くのは結構辛いらしく、消毒をして靴が当たらないように、カット版をガッチリして、その上にガーゼを2重にしてテーピングしました。

 

それでもスキー靴では痛いらしいですね。。。

 

寒いところでは体調不良も起こりやすい

寒さに慣れていない子供にとってスキー場は結構辛いです。

 

寒さから腹痛や頭痛を訴える子もいます。

 

また、スキー場は標高が高いので、少し動くと息苦しさを訴える子もいます。

 

スキー場のような寒い場所では、体調不良が起きやすいので、救護室を訪れる子供は多いです。

 

 

スキーツアーと言っても私は滑れません!!


私はスキーの経験が全くないので、もちろん滑れません!!

 

でも、スキーツアーでスキーをさせられることはないので大丈夫です。

 

スキー場内での怪我や、自力でもどってこられないようなトラブルの際には、ツアーナースが現場まで行くことはありません。

 

スキー場にはレスキューを行っている方や、場内を見回っている方がたくさんいるので、関内までの搬送はその方たちがしてくれます。

 

私は、スキーツアーに申し込んだはいいけど、自分が滑れないのに大丈夫かな?と心配でしたが、全く問題ありませんよ(´∀`*)

 

スキーツアーでは、2泊3日はスキー三昧で、他の行事はありません。

 

スキーしかやることがないと言えばそれまでですが、1日中ずっとスキーをしています。

 

1日目は全く滑れなくても、1日中滑っていると、いつの間にか滑れるようになっています。

 

ツアーナースは、スキー場では館内の救護室に詰めていることが多いと思います。

 

館内を担当する先生、スキー場内を担当する先生など、各ポイントに分かれて生徒を見守っていましたよ。

 

 

寒いところが苦手な人にはスキーツアーはキツイ!


私は寒いところが苦手です!

 

エアコンの風が苦手なので、なるべく厚着をして寒さ対策をしますが、新潟のような雪国では館内は強制的に暖房がかかっています。

 

館内は薄着でも大丈夫なくらいに温めてあるので、余計に体調が悪くなりそうでした。

 

暖房が苦手な人は、寒いところに行くのはやめたほうが良い!と思います(´;ω;`)

 

暖房がガンガンかかっているので、外との寒暖の差が激しすぎて偏頭痛は起きるし、外は寒いからお腹は下すし・・・。

 

ツアーナースが自ら体調不良になるわけにもいかないので、なんとか頭痛薬と整腸剤で乗り切りましたが、最終日は喉の痛さがマックスでした。。。

 

しかも、スキーツアーはバスで4時間もかかる場所なので、行き帰りの移動だけでも体力を使います。

 

寒いのが苦手な方は確実に体調を崩すのであまりおすすめできません(´;ω;`)

 

 

バスの長時間移動が苦痛な人もいる。。。


私は普段は長時間のドライブの平気、船酔いもしない、新幹線やタクシーも大丈夫!でも、バスの長時間移動はキツかった!

 

看護師は2人掛けの座席に1人で座るのですが、高校生たちは元気いっぱいで大声で話しながら、バスの中ではカラオケ大会をしているので、寝たくても寝れません。

 

担任の先生まで替え歌を歌いノリノリ。。。私もマイクを渡され強制的に歌うハメに。。。音痴なのに。。。

 

バスは普段乗ることもないけど、精神的に疲れたのかちょっと酔いました

 

バスの長時間移動って、座席を倒せないから結構キツイですね。

 

足も伸ばせませんしね(´;ω;`)

 

ツアーナースはどこかのクラスのバスに乗せてもらうのですが、生徒とは当然、初対面です。

 

初対面の人が大多数の中、ものすごいノリのバス内で1人でポツンと過ごすのはちょっと気まずいです・・・。

 

生徒の名前も知りませんし、この時は担任も初対面だったので、バスの中に知り合いは1人もいませんでした。。。

 

そして突然、自己紹介をして!とマイクを渡され。。。

 

なんだかバス移動の4時間は気を使いまくり疲れました。。。もうバスの長時間移動の仕事はしない!と思ってしまいました。

 

 

寒いところが苦手な人にはキツイです。。。


スキーツアーは向き不向きがあります

 

寒い場所や、長時間移動が平気な人は全く問題なく楽しめると思います。

 

他の観光地への旅行とは違い、ツアー中はずっとスキーしかやることがありません。

 

観光地を回ったり、その場所ならではの移動方法でどこかに出かけたりなどの経験はできません。

 

刺激が少ないとも言えますね。。。

 

そして、スキーは大きな怪我に繋がるリスクもあるので、緊張感もあります。

 

観光地への修学旅行のツアーナースなら何度でも参加したいですし、良い思い出ばかりですが、スキーツアーはもういいかな??が本音です。。。

 

もちろん、他のツアーナースやイベントナースの仕事は楽しいし、今後も続けたいと思っていますよ(´∀`*)

 

ただ、私にはスキーツアーは合わなかったということですね。。。